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赤鬼という人間④〜ワンナイト編〜

ワンナイトを皮切りに、遊びを覚える赤鬼。

理性と欲望。

色んな感情が交差する世界で
何を経験し、どう成長するのか。

女を知り、思い出を作る。

 

10代ワンナイト編】女を知っていく

【第一章】初めての出会い厨〜マツコ〜

 

 

16歳の赤鬼。
当時流行っていたのはmixiとモバゲー。

特にmixiはマイミクの数でヒエラルキーが決まる。
(700人くらいいたから悪くはなかったはず。)

暇な時や授業中はモバゲーでゲームする事にハマっていた。

モバゲー内でチームを組んだりすると
SNS内だけの繋がりが生まれる。
これは未経験だったのでワクワクしていた。

 

そんな時、1人の女の子から連絡が来た。

モバ「赤鬼君今度会ってカラオケ行きたいです!」

赤鬼「良いけどどうして笑」

モバ「写真見て会ってみたいなって!」

赤鬼「あーならそっちも見せてよ!」

 

送られてきたのは普通?の女の子らしい画像。
この子ならいいか。

そして年上。

年上にはいい思い出がある(ワンナイト)

何よりこういう出会い方があるのは斬新すぎてかなり期待していた。
そして、当日。

 

赤鬼「○○駅に着いたよ、俺自転車乗ってるからすぐ分かると思う。」

 

この時、俺は近くの駅まで自転車で向かっていた。
すぐに気付いてもらえるだろうという俺なりの親切心だ。

 

 

だが

 

これが後に絶望を生み出すと
まだ考えてもいなかった。

 

 

モバ「着いたから探すね!」

 

 

 

そして、駆け寄ってくる生物を見た赤鬼は足が止まった。
いや、身体が動かなかった。

 

 

現れたのは。

 

シルクハット(マジ)を被った
マツコデラックスに似た何か。
スト値
1

 

見つけた瞬間逃げれば良かったが
改札前に自転車という周りに俺
しかいない状況。

どうやっても逃げられなかった。

 

口を開くマツコ。

 

マツ「あ、写真よりいい。。。恥ずかしい。。。」

 

めちゃくちゃ声が小さくて何を言ってるかわからない。
(こうなったらカラオケだけ行って帰るかー。)

仕方なくカラオケイン。

 

が。
全く歌わない。
お前がカラオケ行きたい言ったんだろwwwwww

そう思いつつ俺がひたすら歌う。
歌い終わって次の曲を選んでる時にめちゃくちゃ触ってくるマツコ。

 

赤鬼「歌うから触んな!」

 

俺は気付いた。
こいつ、俺を喰おうとしてる!?
本能が訴えてくる。


本能「コイツは危険だ、逃げろ!」

 

こういう場面は生まれて初めてだ。
帰る選択肢を知らなかったww
俺は3時間、間髪いれずに歌い続ける事を選んだ。

 

歌ってれば俺に付け入る隙はない。

 

安心して歌い続けた。

そして2時間が過ぎた頃


マツコが動く!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「にゃーん」

 

 

 

 

 

 

 

は?
もしかして

コイツは猫だったのか?

猫だから俺の膝の上に乗っかってきたのか?

 

 

一瞬勘違いしそうになるも抱き付いてくるマツコにハッとなり怒鳴る赤鬼。

 

赤鬼「テメェざけんな歌詞見えねえだろうが!!」

 

ムッとするマツコ。

 

赤鬼「さっさとどけ!俺そういうの興味ねえんだよ!」

 

こうして。
俺の人生の中で1番疲れたカラオケが終わった。

 

勿論金は俺が出した。
手切金という意味も込めたつもりだった。

 

そして、その夜。

モバゲーのコミュニティを除くと。

 

「赤鬼にレプされた」

 

被害者面した気持ち悪いポエムと
それを擁護する気持ち悪いコメントたちの数。

ナンダコレハ。

 

速攻コメント連投。

 

「お前どの顔で言ってんの?」
「カラオケ奢って帰っただけだろ?」
「顔見せてから被害者面しろよ」
「お前の顔で抱くわけねえだろ」

 

俺はSNSの怖さを思い知って誓った。

 

 

 

「もう二度とモバゲーで会わねえ!!!」

 

 

 

 

 

【第二章】リベンジマッチ〜タエコ〜

 

地獄のようなモバゲー事件から1年。
赤鬼はSNSの怖さを知りmixi以外のSNSは封印していた。

 

そんな時。
参加していたmixiのコミュニティの人からメッセージが来ていた。

 

32歳看護師

なんとも色っぽい響きだ。

写真も載せていて普通のお姉さんという雰囲気だった。

 

「赤鬼君可愛い💕会ってみたいな!」
「今度お昼にランチでも行かない
💕?」

 

かなり積極的だ。

赤鬼「僕17歳だけどいいんですか?」

タエ「年下の子可愛い💕
  「楽しいことしたいな💕

送られてくる下着の写真。

 

赤鬼。

1年前のトラウマから離れていた出会い厨。

 

だがこれはmixi

大体のプロフィールでちゃんとした人間だと判断できる。

 

 

とはいえ。
俺はあの時誓った。

二度とSNSで会わない。

 

 

そう。
その誓いを胸に。

 

 

 

 

俺は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学校をサボって吉祥寺に立っていた。

 

 

 

32歳看護師。

メッセージから伝わる痴女具合。
これはもう。

年上の魅力に期待して食べられに来たと言っても過言ではない。
そして、話しかけられて振り向いた先にいたのは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とても32歳とは思えないシワだらけのお姉?さん?だった。

 

 

 

 

 

 

俺は愕然とした。
何だよこれ。
どういうことなんだよ。

 

だが流石は32(自称)

 

1年前のマツコと違い、スマートに赤鬼をリードしていく。

 

カラオケに入り、速攻キスをされる。

 

 

赤鬼(臭い。。。)

 

赤鬼、涙目。

それでも身動きは取れない。
怖かった。

 

ズボンの上から息子を触られる赤鬼

だが全く反応しない。
そりゃそうだ。
相手はシワシワのお姉さん?だから。

 

タエコは勝手に話を進める。

 

タエ「この後19時から仕事だから少ししか時間ないけどホテル行く?」

赤鬼「あ、今日は帰ります」

 

片道300円だったけど交通費1万円を貰って最後にキスをした。

そして、GUCCIの財布を注文してもらったものの受け取るために会うのが嫌過ぎてブロック。

 

 

 

タエコとの恋は終わった。

 

 

 

赤鬼は誓った。

 

 

 

「もう二度とmixiで会わねえ!!!」

 

と。

 

 

 

 

 

【第三章】ボンジュールアバンチュール〜明太子〜

 

時は過ぎて、18歳。
赤鬼はある計画を立てていた。


友達と計画したヨーロッパ旅行。
特に予定のなかった赤鬼は前のめりだった。

そして、舞台は情熱の国イタリア。

 

初日、友人は財布をスられる。

2日目、友人はスマホをスられる。

平和な世界を満喫していた赤鬼は3日目。

宿泊先のホテルで1人の子と出会う。

 

宿泊先のホテルは色々な日本人グループがツアーで利用しているホテルだった。

そこで出会った福岡の女の子。明太子。

 

食事の時席が近かったので話しかけて関わりができた女子グループ。

その中の1人だ。

 

目的地が同じだと言うことがわかって
一緒に行動しようと打診して
OKをもらった。

 

特に仲良くなったのが2人。
明太子とその友達。
俺も相方に友人の1人サバ男を選んだ。

 

みんなで行動といいつつ俺らは4人で観光していた。

 

明太子には彼氏がいて、毎晩電話をしていた。
が、電話が終わった時、赤鬼は攻め込む。

赤鬼「今彼氏いないじゃん?」

明太「うん」

赤鬼「なら最高の思い出作ろうよ」

明太「うん」


ノーグダ中出し。
ここから最高の2週間が始まった。

 

この瞬間だけの恋人になり
色々な場所で思い出を作る
2人。

 

夜は互いの部屋でSEX
隣でサバ男が寝ていてもSEX(バレてた)

あんなに興奮するSEXもこれまでなかった。

途中で色々なトラブルがあった。

明太子の友達がサバ男にガチ惚れ。
サバ男は容赦なく切り捨てる。

その余波は俺にまで。

友達「サバ男なんなん?あんな人だったーと?」

赤鬼「そっちゃねーもっと良い人いるけ、忘れた方がいいっちゃ


完全に福岡弁が移ってた赤鬼。
結局2人の仲は最後まで改善されないまま終わった。

帰りの飛行機。

 

気を遣ってもらって隣同士になる明太子と赤鬼。

 

赤鬼「日本に帰っても会おうな。」

明太「うん。好き。」

赤鬼「俺も好きだよ。」

 

 

 

その時の約束は
まだ守られていない。

 

 

 

【第四章】合宿免許。最初で最後のモテ期。

 

時は過ぎて21歳。

赤鬼は大型免許を取りに合宿免許を申し込んでいた。

 

この時、赤鬼は1番チャラかったのではないだろうか。
といいつつ、大型免許はおじさんしかいないので浮くだろうと思っていた。

が、普通免許の合宿も同時期に行われていた。

 

絶対に楽しくなる。

 

 

そう思いながら過ごす初日。
1人で飯を食べるボッチコミュ障赤鬼

 

ヤバイ。友達できねえwww

 

普通車だったなら学科等で仲良くなれる。
だが俺は大型。まず被ることはない。

 

結局、2日間は自転車を2時間漕いで
隣町のジムに行って筋トレしていたwwwwwww


そして
3日目。


昼食の時、
1人の女の子に話しかけられる。

京子「あの、良かったら私達と一緒に食べませんか?」
赤鬼「え、いいんですか?笑」

誘ってもらって男女11人くらいのグループに入れてもらう。
話しかけられた子に色々質問攻めされる。

京子「彼女いないの?何でそんなマッチョなの?めっちゃモテそう!」

赤鬼「おおおおおおおう」

 

京都出身の京子は凄いアピールをしてきた。
その日俺は女子部屋に乗り込み彼女を抱いた。

 

そして

 

それが速攻バレて教習所の偉い人にめちゃくちゃ怒られた。

 

その2日後。

これからは大人しくしないとダメだなと反省する中
もう
1人の女の子と仲良くなる。

 

京友「15時から時間が空いているからどこか行こう?」

赤鬼「おーいいよ」

 

2人で観光名所?の道の駅へ向かう。
30分ほど歩く頃には手を繋いでいた。

 

京友「京子ちゃんと色々あったでしょ?」

赤鬼「そうだっけ?」

京友「年上の女の子誑かしちゃダメだよ?笑笑」

赤鬼「俺が遊ばれてるんじゃないん?」

京友「京子ちゃん多分赤鬼君好きだよ笑」

赤鬼「じゃこんなとこ見せられないな。」

 

道の駅でソフトクリームを食べて
蕎麦屋で飯を食った後。
2人はラブホテルにいた。

 

京友「内緒だよ?笑」

赤鬼「言わねーよ笑」

 

帰りに何人かに2人でいるところを見られたがスーパー行ってたで誤魔化した。

 

10日ほどがたって。
それぞれ卒業したりするタイミングが近づいてきた。
最初に帰るのは京子。
呼び出されて告白された。

 

京子「東京行くからその時は付き合ってください」

赤鬼「うん、待ってるよ」

 

結局1ヶ月くらいやりとりしたが

京子「家族に赤鬼君の話したら辞めておけって。距離もあるしうまくいかなかったんだよ」

と言って勝手にフラれていた。

 

もう1人、チャラい子を抱いたがみんなとやっていた子だから割愛。

 

高校生や大学生、時間に余裕があるなら合宿免許に行くべきだと思う。
ちゃんとしたらコミュ力を持っていたら本当に楽しめる。

 

ただ夏に行くべき。

1番人が集まる時の方が楽しいし悪さしても隠れられるから。

 

 

 

なんやかんや楽しい学生生活を送っていました。
今となっては良い思い出ですが当時はドキドキすることばかりでした。

 

ここから。

『ナンパ編』に突入します。

『ストリートナンパには夢がある』

 

 

 

 

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